猫手政宗(ニャテマサムネ)を一人前の殿にするため、仙台の歴史や郷土料理、伝統工芸品、軍資金管理法などを伝授するコチュウロウの奮闘記

kougei

コチュウロウの注釈

宮城の工芸品として全国的に有名なのはこけしかの!

最近では戦国ブームで伊達政宗様や片倉小十郎様グッツが売れているそうな

宮城の工芸品

こけしは仙台発祥

 素朴な民芸品として異国でもわが国でも静かなブームにある「こけし」。

 この「こけし」についての話をいたそうかの。

 こけしの誕生は、江戸時代の文化文政の頃と言われておる。 こけしを作っていた工人は、その昔木地師とか、ろくろ師といわれていた人々で、本来お碗やお盆などの日用品を作っておったのじゃ。

 当時の農村では、秋の収穫が終わった後の農閑期に一年間の疲れを癒しに近くの温泉地に湯治に行くという習慣があってのう。 そうした湯治場の近くに住む木地師(ロクロを使ってお盆やお椀を作っていた人)たちは、こけしや独楽などの木地玩具を作っては湯治客相手のみやげものとして売るようになったというのが起源のようじゃ。

 近年発見された最古のこけし関連の文献「岩松直助文書」(1860)によると仙台の作並温泉では江戸時代末の文化8年(1811)頃のこけしの存在を記しておるのじゃ。 この頃がこけし誕生の時期と考えられ、ここから鳴子や遠刈田、弥治郎などいろいろな系統に分かれていったと考えられておるのじゃ。


 ちなみにこの「こけし」という名は、仙台発祥の居酒屋「炉ばた」の先代の主「天江のおんちゃん」こと天江富弥氏が名付け親。
 天江富弥氏は、仙台の造り酒屋「天賞」の三男に生まれ、大正時代に日本初の児童専門誌「おてんとさん」を創刊、児童文化活動で、その名を知られるようになった人物です。 一方で、こけしなど郷土玩具の美しさをいち早く見抜き、その普及と蒐集に力を注いでいます。

 囲炉裏を囲んだ造りの「炉ばた」では、地元仙台の季節の料理が並び、現在は流暢な仙台弁を操る女主人が皆さんをお待ちしています。

鳴子こけし

 宮城県の北の方山形県との境にある鳴子温泉発祥のこけし。
 鳴子こけしは、首を回すとキイキイと鳴ることで有名です。 これは頭部を胴の部分にはめ込む独特の技法が用いられているためです。 模様は「重ね菊」といって、横から見た菊の姿を重ねて描くものが代表的なものです。 頭部には御所人形に見られるような前髪が描かれています。 この前髪の根元にあたる所を赤い飾りで結んで後方に垂らしているのが特徴となっています。

遠刈田こけし

 宮城県の蔵王山のふもとにある遠刈田温泉発祥のこけしです。
 遠刈田こけしは、頭部が比較的大きく胴が細めになっています。 施される模様は、手描きの花模様が中心で、菊花や梅模様、木地模様などが見られます。 頭部は赤い放射線状の模様が、頭頂と額からびんにかけたあたりに描かれるのが大きな特徴で、微笑をたたえているようなやさしい表情が大きな魅力になっています

弥治郎こけし

 宮城県白石市から山奥に入った鎌先温泉そばの弥治郎部落発祥のこけしです。
 弥治郎こけしは、ロクロによる太い幅の色彩で彩色されています。 頭部は差し込み式で、胴に比べて大きくなっており、胴の中央部にくびれをつけたものもあります。 模様はロクロ線を組み合わせたもの、着物を表現したもの、蝶や花をあしらったものがあります。 頭部にはロクロによる二重、三重の輪が描かれ帽子をかぶったように見えるのが大きな特徴です。

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