猫手政宗(ニャテマサムネ)を一人前の殿にするため、仙台の歴史や郷土料理、伝統工芸品、軍資金管理法などを伝授するコチュウロウの奮闘記

story2

ニャテマサムネ物語その2



片倉 「この情報がまことであれば、一刻も早く殿にお知らせせねば・・・」

コチュウロウ

 彼の名は、片倉小鼠郎(カタクラ コチュウロウ)

 猫手(ニャテ)家に仕えていた主席家老である。

 現在は、家督を息子に譲り、お気楽な諸国漫遊を続けていた。


 その諸国漫遊を続けていたコチュウロウは、ある不穏な動きを耳にしていた。


お猿A「そういえば、織田の本家の ノブナワン が「仙台さ住みでえなあ」って言ってだなあ」

お猿B「んだ!んだ!あいづは強ええうえにわがままだがら、言ったことは必ずやるべよ」

お猿A「んだなあ 400年間青葉城で暮らしてきたニャテ家もノブナワンが来たんでは終わりだっちゃ」

お猿B「んだ!んだ!あいづは強ええうえにわがままだがら、言ったことは必ずやるべよ」

片倉 「その話はまことか?」

お猿A「んだ! 八木山さ居るおらのしゃでっこ(弟)が、動物園の近くでひそひそ話をしているノブナワンを見だんだど」

お猿B「んだ!んだ!あいづは強ええうえにわがままだがら、言ったことは必ずやるべよ」

片倉 「なにぃ!! もう八木山まで来ていると申すのか。 城までもうすぐではないか! 急ぎ帰って殿に申し上げねば!」

 根岸から向山を通り、鹿落坂を急ぎ下りて行ったコチュウロウ

 ニャテ家の床上に住んでいた初代伊達家当主政宗公の霊廟「瑞鳳殿」に差し掛かったところで瀕死のニャンコを発見する。

織田ノブナワン

猫又 「おお コチュウロウ殿! 無念でござる!」

片倉 「おい しっかりしろ!! どうしたのだ!」

猫又 「ノブナワンが突然・・・」

片倉 「間に合わなかったか」

   「して  殿はご無事か?」

猫又 「殿においては ご武運つたなく・・・・・・・」

片倉 「なんと ・ ・ ・ ・  ・    」

   「奥方はどうした? お世継ぎは?」

猫又 「奥方様と産まれたばかりのお子様は、途中までは一緒でしたが・・・」

   「グフッ」




片倉 「このうえは是非に及ばず」

   「ひとまず、愛宕山に隠れて奥方とお世継ぎを捜すこととしよう」

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